4月24日(日)
前日はこんな感じ↓
この日は朝早くから行動。
ホテルを出て最寄り駅から電車に乗り、埼玉県春日部市へ移動。
午後からの予定に備えて、春日部駅前でレンタカーを借りて、その後は車で移動。
関東で車を運転するのもちょっと新鮮。
午後の予定まで時間があるのでついでに観光。
早速向かったのは、三県境。
埼玉県、群馬県、栃木県の県境。こういう県境や端っことか好きなので気になっていた。
石川県にも一応三県境はあるけど、笈ヶ岳という夏場は雑草が酷く、冬の雪が積もった時期しか道が開けていないような山なので、なかなか行けない。日本二百名山のひとつ。
そういう訳で、県境自体が山奥や川ということもあって気軽に行ける場所はなかなか貴重。近くにある道の駅かぞわたらせに車を停めて、歩いて行ける。
この道の駅自体も、三県境を全面に押し出しているので、迷わず到着できた。田んぼの真ん中にポツンと存在している感じ。自分が行った時は誰もいなかったのでグルグルと回ってみたけど、帰る途中で、結構多くの人とすれ違ったので、普段は人が多いのかも。
道の駅では地元の特産品等が売られていたので、ついついつられて購入。
いちご大福。
あと、道の駅では近くにある渡良瀬遊水地のダムカードが配布されていたので、しっかりと入手。
ここから更に北上し、埼玉県から栃木県へ。
次の目的地に到着、お昼ご飯はここで。
栃木県で有名な佐野ラーメンの中でも、特に有名で人気店の麺屋ようすけ。
店名だけは聞いたことがあって、機会があれば食べてみたかった佐野ラーメン。
今回、春日部市に行くなら車でついでに行けそう、と地図を見ていて思ったので実際に来てみた。
到着した時間はオープン1時間前位だったけど、店の周りには既に長い行列ができていた。
さすがの人気店、駐車場も広いし、待機のシステムもしっかりとしている。SNSで情報も提供されている。
開店時間になり、もちろんすぐに入店できるような列では無かったので、発券機で受付を済ませて車で待機。
この受付票にはQRコードが付いていて、スマートフォンで読み取ると現在何組待ちなのかが表示されるようになっていた。スゴイ。
僕が今までに実際並んだことのあるラーメン店の中では、
東京大森、麦苗
東京亀有、ののくら
新潟上越、あごすけ
福島喜多方、坂内食堂
位に開店前は並んでいたと思う。
開店してから1時間位で店内へ入店。お店の中はかなり広い。
これだけの人数をスムーズにさばけるのがスゴい。しかも接客も、本当に混み合っていて忙しいはずなのに、雑になることはなくしっかりと丁寧。
メニュー。
裏面にサイドメニュー。
今回は、チャーシューメン大盛+煮玉子。
美味しい。なにこれ、とにかく美味しい。
栃木と言えば餃子、という事で餃子も。
3つだけど、ひとつずつが大きくて食べごたえある。
てか、これがメインでも良いくらいに美味しい。
あぁ、語彙力無いけどどちらも本当に美味しかったとしか言えない。ちょっと感動すら覚えるくらいに。
食べ終わった後、すぐにまた来たいと思ってしまった。こんなレベルのラーメン店が競い合ってる佐野市、半端ない。いつか他のお店にも行ってみたい。
麺屋ようすけ
ここまでの行きは下道でゆっくりだったけど、想定外に時間を使ってしまったので、帰りは高速道路で。東北自動車道。
普段はETCなので、久々に通行券見た。
初めて東北自動車道を少し走ったけど、偶然立ち寄ったサービスエリアの雰囲気がただ事ではなかった。何これw
羽生PAの上り。
鬼平江戸処と書いてある。
店内はさすがに写真撮っていないけど、雰囲気あって面白かった。
東北自動車道のPAが全部がこんな感じなのかと思ったら、ここだけみたい。
首都圏の高速道路、初見ではどこを走っているのか全然分からない。
売店ではご当地グルメ?レモン牛乳、イチゴ牛乳を。
あと、鬼平犯科帳の雰囲気につられて、船橋屋というお店でくず餅買ってしまった。
食べ慣れないけど、わらび餅みたいなものか。透明ではなくほのかに白い。
そして、この日のメイン目的地に到着。
首都圏外郭放水路。
先日予約しておいたツアーへ参加。
ツアーの予約、週末は特に人気があるようで、早めに予約しないと枠がすぐに埋まってしまうらしい。
ツアー開始前には建物内の見学もできたので、フラッと。
施設の方々はみなさん優しく、色々と丁寧に説明していただけた。
特撮映画の指令室みたいと思ったら、実際に特撮ヒーローもの等で撮影に使用されているらしい。
ツアー参加記念にダムカードみたいなものとステッカーをいただいた。
予定時間になり、ツアー開始。参加者はおおよそ20人程度。
まずはこの地下神殿の設備や役割の説明。
その後、貸与されたヘルメットと長靴を装着して実際に構造物を見学。
地下神殿(首都圏外郭放水路)、スゴかった…(語彙力)
(写真撮りまくったので、同じような写真が何十枚とあるw)
まずは地下神殿に続く竪穴から見学。
写真ではイマイチ分かりづらいけど、ものすごい高さがある。もちろん物を落としたら拾えない。
こういう竪穴が5つほどあって、それぞれが横穴でつながっている。大雨等で水が溜まってくるとその横穴を通じて地下神殿に流れ込み、一旦地下神殿に貯水される。
そして地下神殿へ移動。
地下神殿側から、最初に見た竪穴の方向を見るとこんな感じ。
そして、見たかった地下神殿。
スゴイ…
柱の形は円柱ではなく、角の無い長方形。
この空間が浮力で浮かないようにしている。
見学者と比べるとスケールの大きさが分かる。
そして、今回参加したツアーはインペラ探検ツアーなので、地下神殿までのツアーに加えて、地下神殿に溜まった水を吸い上げるポンプ下まで歩いて見学できる。
更に奥に進むと、今回のツアーの見どころであるインペラに。
地下神殿に溜まった水をここから吸い上げて近くの河川に放水する。
膝下辺りまで溜まっている水の中を歩いて、このポンプ下まで行く。
これがひとつだけではなく、何個か並列して設置されている。
ツアー終了。
地下神殿への階段入口。何だかRPGに出てくる階段みたい。
2時間あっという間、探検感があった。こういうインフラツーリズムは大好き。
次はダムとか行ってみたい。以前、長野県小谷村の砂防堰堤ツアーに参加して本当に楽しかった。
ツアー解散後はレンタカーを返却し、春日部駅から羽田空港へ移動。
小松行きの最終飛行機に余裕をもって間に合った。
公共交通機関では行きにくい場所にあるので(バスがあるらしいけど、よく分からなかった)、春日部駅からタクシー利用が良いかも。
羽田空港に到着後、ちょっとおやつ。
これは、羽生PAで鬼平犯科帳の雰囲気につられて買ってしまったくず餅。
小さなカップのものをつまんでみた。
石川県では全然見かけない気がするから食べ慣れないけど、本当に美味しかった。
くず餅は色々あるみたいだけど、これは小麦粉の発酵食品らしい。
黒蜜ときなこ、良い感じ。本当は上にかけるのが正解らしいけど、食べ方分からなかったので、ひとつずつ焼肉のタレみたいにつけて食べた。
それにしても、羽田空港第2ターミナル(ANA)からのこの時間帯の小松便はいつも隅っこまで歩かされる。
この辺りの工事ってもう終わってるのかな。今回は違うけど、この70番まで来るためには、一度Uターンする必要がある。
羽田空港内の自販機で見かけるうまだし、久々に飲んだ。
雨のフライト。
そんなこんなで、無事に帰宅。
今回の東京遠征で入手したダムカード。
ダムカード集めているので、これは嬉しかった。
東北自動車道の羽生PAで購入していた船橋屋のくず餅、空港では小さいカップを食べたけど、自宅では箱入りを。
このパッケージは羽生PA(上り)の鬼平江戸処限定みたい。
偶然だったけど、立ち寄れて良かった。
そして、多めに買っておいて良かった。箱の方もあっという間に完食。
今回もしっかり満足した遠征だった。
次に東京に行くのは7月。
東京都交響楽団(トロンボーンソリスト、アレッシ)を聴きに行く予定。