3月19日(土)
トラック専用スペースのある大きなガソリンスタンドで、給油ついでにアドブルーも入れてもらえた。
すぐこぼれちゃうからと、ノズルを微調整しながら慎重に入れていただいた。
7リットルほど入れて872円。Amazon等で売られているものと比べると、はるかに安く感じる。というか、これが正規の値段で、Amazon等が転売価格か。
この日の目的地は神戸。
1月下旬に点検修理を依頼していたコントラバス、完成したと連絡を受けて再びお世話になっているゼーレ弦楽器工房に行くため早朝から移動開始。
前回神戸に行った時はこんな感じ。
今回は1度来ているということもあって、スムーズに到着…
といきたかったところだけど、途中に名神高速道路の京都東~南付近で事故渋滞に巻き込まれてかなり時間がかかった。
予定到着時間よりも1、2時間ほど大幅に遅刻。
遅刻して到着したにもかかわらず優しく迎え入れてくださり、修理点検箇所について丁寧に説明していただき、修理代金についても考慮していただけた。いつもお世話になりっぱなし。
修理以外にも色々と良いようにしていただいて、ますます鳴るようにもなった。弾きこんでいけば、より馴染んで良くなっていくらしい。
あとはこれで合奏や本番があると良いんだけどねえ。
店内にはコントラバスがズラッと並べられているけど、これらは展示品として置いてあった、ヘッドにライオンの彫刻が施されたコントラバス色々。
ビョルンストールの5弦。
ペールマンの4弦。
ペールマンの5弦。
職人が1本ずつ彫刻しているので、同じ表情のものは無い。
ペールマンは、牙と舌は別に作って差し込んでいるらしい。5弦のものには700万円ちょっとの値札付いていたけど、今同じ物を買おうとすると1,000万円超えるとのこと。
「バイオリンに比べたらかわいいもんだよ、ひとつどう?」と言われた。さすがにムリです…趣味の世界は上を見るとキリがない。
ライオンヘッドのコントラバス、購入者はほとんどがアマチュア奏者らしい。プロ奏者の場合、オーケストラに所属している人は自身のオーケストラが保有する楽器をメインに弾くので、そこまで個人の楽器にはこだわらない人が多いんだとか。
そんな感じでいつもお世話になっているお店、ゼーレ弦楽器工房。
吹奏楽のコントラバスにも理解のあるご主人なので、中学高校吹奏楽部でコントラバス弾いている方も丁寧に相談に乗ってもらえるはず。
コントラバスのある生活、復活。
プラドは、後ろのドア開けられなくても、後部座席ドアからでも楽器の積み込みができた。散らかっている車内。
コントラバスを受け取った後は、近所でお昼ご飯。
神戸市灘区にある洋食SAEKIでミックスフライ定食ランチ。
前回の洋食店なんじゃろ?に続いて、このお店も偶然楽器店の近くだからと何気なくフラッと入ったのに、ビックリする美味しさで衝撃だった。
このお店も近くにあったら通いつめて全メニュー制覇したいくらい。
洋食、最高。
どうでも良いけど、22,222kmの瞬間を撮り損ねた。
お昼ご飯食べたあと、石川県に向けての帰りに思いつきでフラッと京都に寄り道。
下鴨神社。
下鴨神社の御朱印。
サラサラと書いていただいたけど、達筆。
下鴨神社では鴨の音守をいただいた。
レース仕上げで綺麗。
声や歌、楽器等、人が出す音が美しく健やかでありますように、とのこと。
それにしても、手元にある音楽関係のお守りが増えてきた…もはやコレクションになりつつある。
車折神社、天河神社、大神神社、そして今回の下鴨神社。
今度機会があれば、名古屋の上野天満宮に行きたい。楽器のイラストが刺繍された御守りがある。
下鴨神社に来たということで、近くにある名店、出町ふたばにも行ってみた。
15時頃の訪問だったけどさすがの人気店、この時点で桜餅等は残念ながら売り切れ。
石川県小松市にはこの出町ふたばからのれん分けされた河田(こうだ)ふたばというお店があるけど、この出町ふたばの創業者自身が元々は石川県小松の生まれだったみたい。石川県小松に昔からあった豆餅を~とあるのは、小松市内のどのお店の豆餅なんだろか?行ってみたい。
長いと思った列は意外とすんなりと進んでいき、無事に購入。
出町ふたばと言えばの名代豆餅と田舎大福を1つずつ。
おはぎも1種類ずつ食べる。どれも美味しい。
ひとりで4つなんてあっという間、もっと買うんだったなあ。
下鴨神社と出町ふたばの間にある、鴨川。
帰り道の国道で、野生のシカに遭遇。
こういうの見ると、ちょっとテンション上がる。
以前、北海道でも路上で野生のシカに遭遇していたなあ、と思ったらもうだいぶ前だった。
京都から敦賀までは国道で移動して、敦賀からは北陸道。
北陸道の北鯖江PAで休憩。
色々買ったり食べたり。
福井と言えばの、ソースカツ丼、おろしそば、油揚げのセット定食。
敦賀の有名ラーメン店、一力のインスタント麺発見。
銀河鉄道999とコラボしていた。
敦賀市自体が松本零士さんとのコラボで町おこししているらしいけど、一力のラーメン食べた松本零士さんが美味しさに感激して、このコラボを了承されたらしい。
その他、福井っぽいものを。
何だか盛りだくさんな一日だったけど、無事帰宅。
あらためてコントラバスを見てみた。
剥がれかかっていた指板をしっかりと貼り合わせていただいた。
仕上げも美しい。弓が当たってキズになっていた部分には新しくニスも塗っていただいた。
アンティークな感じで良い雰囲気も出てきた。そういったアンティークな味わいを狙って、わざとキズを付けた上でニスを塗ることもあるらしい。
ネックとヘッドの境辺りが割れていたのも直していただき、ヘッドの内側が黒になった。
シュっと引き締まった感じ。
まあ、コントラバスのヘッドの内側部分なんて誰も見ないところだろうけど、服を仕立てて裏地にこだわった感がある。
うん、良い。
そんなこんなで、しばらく放置していたコントラバスが本当に綺麗になって、ますます鳴るようになって嬉しい。練習楽しみ。
あとはこれで合奏や本番があると良いんだけどなあ。
コントラバス(と、エレキベース)を募集している吹奏楽団、管弦楽団等の団体がありましたら、ぜひともお声をおかけくださいw!