先週の4月14日(日)の話。
翌日月曜日の15日に、以前吹奏楽イベントでコントラバスを一緒に演奏したプロのコントラバス奏者さんのコンサートがあったので、それを聴きに愛知まで前日から遠征することに。
でも、ただ愛知まで直接行くのも面白くないなと思い、色々と寄り道。
まずは、岐阜県下呂市へ。
温泉で有名なところだけど、けいちゃんも結構有名。
(この写真は、今回自分で焼いたもの。下記の通り。)
けいちゃんとは「鶏ちゃん」とも書くようで、下呂市をはじめ南飛騨や郡上市をはじめとする奥美濃地方で親しまれている郷土料理らしい。味噌や醤油のタレに漬け込んだ鶏肉をキャベツなどと一緒に焼いて食べるもので、ジンギスカン鍋などで自分で焼くスタイルが一般的。提供するお店によっては、豚肉、マトン、鶏モツ等様々との事。
鶏ちゃん(けいちゃん)とは、岐阜県の郷土料理の一つで、鶏肉を使用した料理である。「けいちゃん」とも表記され、「鶏ちゃん焼き」ともいう。
元々は飛騨地方南部の下呂市(旧益田郡)や高山市南部、中津川市北部、奥美濃地方の郡上市の家庭料理である。1950年頃から食されていて、1960年頃から、地元の精肉店や居酒屋が独自に改良したと言われる。
下呂市内にはこのけいちゃんを提供するお店が結構あるようで、今回はそのうちのひとつで、けいちゃん発祥のお店と言われる「まるはち食堂」へ行ってみた。
場所は結構ひっそりとした山奥で、ナビの誘導にしたがって行ってみたもののちょっと心配になる。
民家にまぎれてお店発見。
開店前についてみると、入口前には名前を記入できる用紙が置かれていて、既に結構な人数の名前が書かれていた。さすがの人気店。
慣れた常連さんは名前だけ先に書いて、どこかで時間をつぶしている様子。開店直前になると、駐車場が埋まってあっという間に満車、入口前には人がいっぱいになった。
僕自身は、何とかギリギリ開店直後に入店できた。
無事入店すると、早速名物であるけいちゃん定食を注文。
しばらくして、鍋に乗ったけいちゃんがテーブル上のコンロに置かれて、火をつけられる。
紙が焦げ付かないように火加減を調整しつつ、ひたすら混ぜ続ける。鍋はジンギスカン鍋のように山になっていて、これは一人前。
できあがり。
定食はご飯、小皿、汁ものもセットだけど、最初にすべて同時に提供されるのではなく、初めにけいちゃんだけがテーブルのコンロにセットされ、けいちゃんの焼き上がりのタイミングでご飯等を持ってきてくれるのが嬉しい。
全てが揃ったところで食べ進める。
これは美味しい!にんにくが効いたタレに鶏肉とキャベツが馴染んで、ご飯が進む。
そのまま食べたり、ご飯にワンバンさせてタレの付いたご飯を食べたり。
いやー、あっという間に無くなった。2、3人前なら軽くいけそう。僕はお酒は飲めないけど、きっとビール等に合うはず。
外観。
TEL:0576-26-2077
住所:岐阜県下呂市御厩野139-1
営業時間:11:00~17:00
定休日:火曜日、第1・第3水曜日
また下呂市やこの近くに来る事があればぜひ寄りたいけど、その時は杉の子等他にも行ってみたいお店もある。杉の子では、半分ほど食べ進めたら、焼きそばを投入して混ぜるらしい。これもまたおいしそう。
杉の子
TEL:0576-25-7011
住所:岐阜県下呂市小川1311-1
営業時間:11:00~14:00
定休日:月曜日
三重県に住んでた事もあるので、亀山市にある亀八食堂は大好きだけど、それにも似た雰囲気がある。
そんな訳で、愛知までの道中はまだまだ続きますwので、ちびちびと書いて行こうかと思います。